【埼玉63市町村一周旅】新興住宅地の今と消える福岡高校・後編【ふじみ野の旅2】
前編のふじみ野市町歩き編から
畑道の続くふじみ野市を行きますよー、いくいく!
畑と車の多い住宅地・ふじみ野市を歩いて、閉校してしまう福岡高校へ向かいます。
福岡高校到着
途中写真撮ったり寄り道したので、徒歩50分くらいかかって到着。
全然卒業生でもなんでもありませんが、一般開放デーなので来てみました。
地域の高校がなくなってしまうことが起こったことがないし、埼玉の地域の高校にも来てみたかったからです。
ちなみに、この後福岡高校は近所の高校と合併のような形で、今後は地域の人のためのコミュニティスペースに生まれ変わる模様です。
(ちなみに実はこの福岡高校は、おニャン子クラブの新田恵利さんが卒業生だって)
—–高校の様子はこちらを見てください。
福岡高校帰り道
前編でお伝えした通り、福岡高校は交通手段がほぼ皆無な場所にあります。
寒空の下(12月)再びひたすら歩くことに…
この後川口まで行かなきゃきいけなかったんですが、仕方がないので大宮まで出られる最寄りバス停まで歩くことに。
バスを待つも、そもそもバスがない&時間に来ない!寒い。
川越との境で発見。船の渡しがあるらしい。
ひたすら広がる畑
あるけどもあるけども駅が見えません…
結局、こんな感じでバスがないのでふじみ野・川越エリアー大宮をつなぐ橋を徒歩で渡ってしまいました。
グーグルマップでは48分だけど、この日はとにかく吹き飛ばされるくらい風が強く、全然前に進めなかったりで1時間以上かかりました。
冬で寒いし風は強いし車がビュンビュン通る橋だし、周りに休む所はないし、もう心折れるかと思いました…
あとでグーグルマップ見たら、車なら6分の距離だったらしいので、最初から素直にタクシーに乗ればよかったと後悔しました。
車社会の場所は学生&市外の人につらい
レストランが見えたよぉぉ〜。ふじみ野川越エリア〜大宮がもっと繋がると、埼玉が便利になりそう
この後大宮行きのバスがようやくきたので乗ることができましたが、車社会を前提としているところは徒歩旅がとにかくきついです。
たぶん埼玉の中の旅で1、2を争うキツさとなった、徒歩の旅でした。
交通手段がそもそもないと、どこでも行くのは厳しい+周りが住宅地で人がいる気配があるのに歩く人だけとても孤独で、旅では心が折れそうでした。(観光地ではないし、そもそも住宅地と市街地区以外なので仕方がないのですが…)
自転車で行けばまた違ったのでしょうが、市外の人にはかなり行くのが厳しかったので、誰でも乗れるバスかレンタサイクルが切実に欲しいところです。
ふじみ野の街中はほぼ平らなので、自転車が足のようなものなのかな。
お迎えに来てくれる家族で一軒家に住めば問題ないんですけどね(独身三十路)
ただ、今後こうした住宅だけの町で少子高齢化になると、コミュニティバスなどの公共交通手段がとても重要になってくると思います。(高齢者は運転できない&自転車も危ない)
交通から見る町づくりって大事だなと思いました。
(2016年12月23日来訪)