胸を締めつける夏の風景(横瀬町)【埼玉63市町村一周旅】
どうもぉ、埼玉を巡るおすし(はたーちゃ)です。
もーーーーいくつ寝ると白いおひげのおじさんの季節到来ですが、ある記事によるとカップルが成立するには平均3ヶ月が必要だそうです。
という事は、今月がんばらなきゃ今年も動画作って終わってしまいますね。
そろそろ人肌恋しくなる季節到来…でもおすしの一人旅は終わりませんよ。さあさあ、今日も元気に埼玉へ!!
(といいつつ、某年の夏の終わりに訪れました。私トロい人間なのですごく編集おそい)
最初に訪れたのは、埼玉県北西部にある横瀬。秩父はアニメで有名だけど、今回行くのはその一つ手前の駅です。
本編はここからみてね→
youtube
ニコニコ版
横瀬のおばあちゃんと仲良くなる
前日の晩にふと思いつき、列車やバスの時間も下調べもせず横瀬に行くというノープランのガバ旅を考えていたところ、レッドアロー号でおすしの隣の席におばあちゃんが座った。
おばあちゃんと仲良くなったおすし。
おばあちゃん「あなたこれからどこに行くの?」
おすし「横瀬です」
おばあちゃん「私、生まれも育ちも横瀬なのよ」
おすし「本当ですか!? どこかおもしろいところありますか?」
おばあちゃん「私ね、娘が東京にいてね、今日はその帰りでね…あくせふじこ」
80歳のばあちゃん、忘れっぽいのか華麗なスルー。でも三十路はあきらめないゾ。
おばあちゃん「今日は一人旅?」
おすし「はい(いつもです)。相手がいないので」
おばあちゃん「あらそう…でも、本当はいるんでしょう?」
おすし「いや、いなry」
おばあちゃん「本当にいないの?」
「そうだよ(便乗)」とドヤァしたかったけど、おばあちゃんにまたすっとぼけされると心折れちゃうからね、しょうがないね。
おばあちゃん「で、あなたはこれからどこへ行くの?」
「だから、横瀬にry」
以下おばあちゃんのループがしばし続く。
* * *
おすし「おばあちゃんは旦那さんとは何年ですか?」
おばあちゃん「うん十年。相手がいたときは武甲山に登って一晩過ごしたのよ。うふふ」
おばあちゃん…若いときはめちゃくちゃハー…や、なんでもないです。
おばあちゃん「旦那はもういないけど、子供も孫もいるからね。毎日忙しいわよ」
生物学的に子供も産めなくなりそうな自分は神妙な顔つきで話を聞いた。
おばあちゃん「でもね、もう歳だから体が冷たくってねえ、足腰も動かないしね。旅行するなら動けるうちがいいわよ」
おばあちゃんの話を聞いて、やっぱりやりたいことは今追いかけないとダメだと思った。
年齢は待ってはくれない。
横瀬駅到着
おばあちゃんと別れ、横瀬駅に到着。
ローカルな駅特有の可愛い構造。初めて来たのに愛着を感じてしまう。
横瀬は武甲山のふもとの町で、上級者ハイカーも多いんだそう。
札所巡りのお寺もあるようです。
さて、これからどうしようかと駅の看板を見ていると、謎のかわいい音楽をまき散らしてブコーさんのバスが走っていきました。
レッドアロー号で乗り合わせたおばあちゃん家みたいに、若い人は東京に出ていちゃうらしいから、交通は大事ですね。
横瀬には夏休み終わりの胸をしめつける風景がある
しばらく駅周辺を散策するおすし。
近代日本人にはなぜか見えてしまう(?)、麦わら帽子に白いワンピースを着た美少女が本気で道の向こうから出てきそうです。
ここ横瀬には、夏休み終わり特有のセンチメンリズムをかき立てる、何かがある…
田んぼも綺麗です。
この日は行けなかったのですが、横瀬には寺坂棚田もあり、彼岸花のシーズンには綺麗な花が咲くそうです。
鉄ヲタにも嬉しい横瀬
横瀬には西武鉄道の車両基地(横瀬車両基地)もあるため、たまに鉄道イベントもやっているそうです。
何もない日でも自然と調和したいい写真が絶対撮れること間違いなし! 一眼レフを持ってぜひぜひお出かけください。武甲山のふもとにある横瀬には、西武鉄道の車両基地もあります。
横瀬ニブルヘイム疑惑
さて、綺麗な風景で心が洗われたところで。
ヌッ! こんな花咲くのんびりした町に、何かある…
FF7で見たことある気がする。この雄大なる自然とのギャップ。
もしや、魔晄炉?(すっとぼけ)
ローカルな風景に大きな工場。もしやもしやここはニブルヘイムだった模様?
ということは、独身おすしのためにデカい剣を持ったツンツン頭のソルジャー君が、大型バイクにまたがってくるに違いない。ちょっと冷めた口癖のお兄さん、どこ?
進んで行くと…
→神羅カンパニーじゃなく、三菱の工場でした
すごいよ、大きな工場敷地の中に団地があります。さすが企業力がハンパないですね。
秩父地方ではセメント工場が多いです。
原料を採掘するために山が削られて現在では形がちょっとやばくなっているそうですが、資源があるからこそこういう産業ができるんですよね。
地方には仕事が少ないので、土地ならではのいろんな仕事があってほしいです。
横瀬編#2「西善寺編」へ続く