【埼玉63市町村一周の旅】行田・さきたま火祭りに行ってみた
埼玉発祥の地、行田。
埼玉の由来は「さきたま」という言葉から転じたといわれています。埼玉県章(ロゴ)の勾玉も、古墳の多い埼玉のゆかりを感じさせますね。
今回訪れる行田市は古墳の町。行田市にあるさきたま古墳公園には、5−7世紀に作られたという古墳が残っています。
実は最近私、埼玉学なるものを勉強しておりまして、移動が困難な原始の時代から、埼玉には古来からかなり広範囲から集まった人々が住んでいたらしいのです。
行田といえば、古墳や勾玉やら古代の遺跡がたくさんある場所で有名。今日の会場となっているこのさきたま古墳公園もその一つ。
特に、行田の稲荷山古墳では貴重な品々が出土したこともあり、どうやらえらい人がいたのではないかと言われているよ!
埼玉が始まった場所(かもしれない)行田。
現代の埼玉県民はいろんな所から来た人のミックスなので行田ルーツオンリーとはいえないのですが、昔も今も火は貴重なもの。
古代の人々も、同じように火を見つめていたのでしょうか…
古代神話の世界を再現した「さきたま火祭り」
(ニコニコ動画リンク)
古事記にも記された、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が妻である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の浮気を疑い、怒った木花咲耶姫が「ならば証明しましょう」と産屋に火をつけて子供を出産したという場面を再現しています。
埼玉ならではの広い土地を使ったダイナミックなお祭り、勇壮な行列と篝火がとてもパワフルです。