【湘南すまい旅】辻堂商店街ツアー　＃１

藤沢について知識ゼロ、おともだちゼロの状態からスタートしたおすし（はたーちゃ）の湘南生活。

昨今すこし元気がないという辻堂の商店街をもっと活性化しようという藤沢市の企画ツアーに参加しました。

いろいろな街を旅していますが、大きな商業ビルと商店街問題はやはり難しい問題。藤沢市の取り組みを紹介しつつ、街の活性化には何が必要かヒントを得られたらと思います。

中野養蜂園（プチモールひがし海岸）

辻堂地域にはいくつか商店街があって、２日間に分けていろんな通りの商店街について学んで行きます。
１日めのまず１店目は、辻堂東海岸にある中野養蜂園さんへ。

60年営業されているという中野養蜂園さんでは養蜂を営むほか、常時さまざまな種類の蜂蜜を販売しています。
こちらでは海外産のマヌカハニーの効用について教えていただく。
また、周囲で集めた花の蜜で作ったオリジナル商品、「湘南ハチミツ」として販売。
蜂たちは半径２ｋｍくらいの蜜を持ってくるとのこと。地元ではちみつが採れるのも知らなかったし、こんなお店があるなんて知らなかった！

神原米店（プチモールひがし海岸）

次に、米屋として５つ星マイスターを持っている神原米店さんへ。
普段、あまり気にせずに買っているお米ですが、実はより深い味わいがあるのだそう。
店主さんが選んだお米３種食べ比べのおにぎりをいただく。

食べ比べにいただいたのは、北海道富良野産ゆめぴりか、秋田大仙産あきたこまち、新潟県長岡産　特別栽培米コシヒカリの３種。全部とってもおいしくて比較が難しい…でも、甘みや米の感触がそれぞれ違う？

ふだんのお米選びの悩みや、お米に関する質問するコーナーもあり。
見た目や香り、食感、味などお米選びのコツを教えていただく。（古いお米は大丈夫？→カビ米はやめよう（至言）をいただく。）　
お米は毎日食べるものだから、身近な場所でこだわりのものが買えるといいですね。

COFFEE STAND OKINOSHIMA（プチモールひがし海岸）

神原米店からすぐのコーヒースタンド。湘南にあるけど調べたらお店の方が隠岐島出身だそう。

コーヒースタンドオキノシマさんでもおいしいコーヒーのテイスティング。
コロンビア（深煎り）は　コクがあって、まろやかエチオピア（浅煎り）は酸味がある、など
豆についての知識や、豆によって深煎り向きタイプとかおいしい入れ方もアドバイスもいただく。やっぱりその道のプロってすごい。そのプロが集まる商店街もすごい。

高梨だるま薬局(辻堂新町商店街)で商店街の現状を聞く

辻堂新町商店街の会長さん（ツアー時）でお話を商店街の現状について直接お話を伺う。移転してしまったりするお店も多いようで、通りに残っているお店は専門職系のお店が多かったです。

最後にテラスモール（大型ショッピングセンター）へ

辻堂の駅前には大型店舗であるテラスモールがあり、１回で複数店舗を効率よくまわる大型店と、小さなかゆいところに手が届く地域のお店との二分化が進んでいるようです。

その後、テラスモールではマネージャーの方が出てきて、「こちらを使ってぜひ楽しんでください」と５００円の商品券をいただきました。テラスモールは、化粧品でも服でもカフェでも手芸用品でも、生活に必要な物資がなんでも揃っています。朝から夜遅くまで開いていて、人が多い屋内が苦手な自分は少し外の空気が吸いたい時にはかなり歩くなあと感じました。駐車場も当然大型のものがありますし、チェーンで規格化されたもの、大型モールのみ出店している飲食店を時間のない人が効率よくめぐるにはもちろん便利だと思います。

大型ショッピングセンターだからこそ収益が見込めて招致して出店できる店舗もあります。でも、地元ならでは、というオリジナリティは商店街と比べると薄いです。

大型店舗との共存については商店街との差異をはかることが大事なのですが、今のところはおそらく「買い手の意識」が「便利ならばなんでもいい」という感じに傾いている気がします。

テラスモールの飲食コーナーには地元湘南から出店しているクレープ屋さんなどがあるフードコートがありますが、やっぱり本当にそのお店の味を知りたい時は、雰囲気含めて味なので、本店のある場所まで赴くのも一つなのかなと思いました。フードコートの雰囲気と現地のお店ってやっぱり違いますよね。

藤沢の商店街を考えるにあたって、いろいろなことを考える１日でした。
２日めもレポします。

湘南をめぐるおすし（はたーちゃ）